カートは空です
ラリックが示す伝統と革新。
鮮明なブルーの色調は永遠と希望を象徴し、ラリッククリスタルの類い稀な創造性と卓越性を想起させます。
颯爽と立ち現れる混じり気のない色相は、高度なクラフツマンシップと清廉さを投影し観る者を惹きつけます。
ある日、ルネ・ラリックは、孫娘ニコルと一緒にシャルトル大聖堂を訪れました。
ステンドグラスを透過する独特なブルーの光に包まれて、ニコルは無邪気に尋ねました。
「世界で最も美しい青をつくることはできるの?」
それ以来、この荘厳な色相とラリックの繋がりは、時代精神を反映し絶え間なく進化しています。
アール・ドゥ・ヴィーヴルをたたえる、アイコニックブルーの世界へ。
1927年、ルネ・ラリックの豊かな想像力と天才的な創造性から生まれたバコントゥ ベース(花瓶)。眩いほどに奔放で、目がくらむほどに官能的な若いバッカスの巫女たちの美しさと曲線が表現されていました。現在も女性らしさへの壮麗な賛歌が、裸婦の彫像が取り囲むラリックの象徴的なスタイルでベース(花瓶)に表現されています。サテン仕上げのクリスタルが柔らかな肌の質感を想起させ、光の反射が生命と躍動感を吹き込みます。
■カラー:ブルー
■サイズ:高さ146㎜×直径123㎜
■重量:1.41㎏
ハンドクラフト フランス製