静けさに満ちたクリエーションの前ぶれ。
《フジェール》(シダの葉)にめばえる光の雫。
2022年のコレクション《フジェール》は、ガラス造形の芸術性にオマージュを捧げます。
ボトルの象徴的なフォルムは、熟練の職人がマグマのように熱されたクリスタルガラスに形を与える壮麗な瞬間を呼び起こします。
潤むように瑞々しく、センシュアルな光の雫は、サテンクリスタルのしなやかな陰影で仕上げられたフジェールの装飾に縁取られ、審美的な調和をたたえます。
フジェール=ガラス製造の主要素として
ラリックが製造拠点を構えるフランス、アルザス地方のヴィンゲン=シュル=モデの森に育つシダ植物は、メゾンにとってゆかりの深いモチーフです。
シダの葉の灰にはガラスの溶融温度を摂氏1,400~1,500度に下げる炭酸カリウムが豊富に含まれ、ガラス製造に欠かせない主要素として古来より伝えられています。
《ラリック クリスタルボトルコレクション》
メゾンの創始者ルネ・ラリックは、ジュエリーデザイナーとして一世を風靡したのち、ガラスの美しさに魅了されて数々の優雅な香水瓶を生み出しました。そして、1992年にはルネの孫娘マリー=クロード・ラリックの手によってブランド初の香水《ラリック ドゥ ラリック》が誕生。それを祝して1994年にクリスタル製の限定コレクタブル・ボトルが発表されました。以来、ラリックは毎年異なるデザインの華麗なクリスタルボトルを発表し、創造のエスプリを披露し続けています。
《ラリック ドゥ ラリック》
1992年に生まれたラリックのシグネチャーフレグランス《ラリック ドゥ ラリック》は、タイムレスでフェミニンな香り。
内容量:80ml
リミテッドエディション シリアルナンバー入り
トップノート ジャスミン、クローブフラワー、ローズ、アイリス |
ハートノート ペア(梨)、ブラックベリー、ブラックカラントリーフ |
ドライダウンノート マイソール産サンダルウッド、ヴァニラ、ホワイトムスク |