昨年、ルネ・マグリット生誕125周年を迎え、マグリッド財団主導により、マグリッドの謎めいた詩的な世界がクリスタル彫刻で表現されます。マグリッドの名前を聞いて最初に頭に浮かぶイメージは、リンゴ、パイプ、山高帽です。これらのオブジェクトをクリスタルで再現することを選んだのは、彼の作品の中出際立っていて象徴的な性質を持っていたためです。偉大な芸術家ルネ・マグリットの作品に多大な敬意を払い、ルネ・ラリックという芸術家の偉大さを表現しています。
《結婚した司祭》
マグリットは仮面をかぶったリンゴの絵を少なくとも10枚以上描いています。彼はこのテーマを気に入り、好んで描いていました。1946年にView誌の表紙のためにマスクをかぶったリンゴの最初の作品を描きました。その後、彼のリンゴは、単独で、時にはペアで描かれ、昼間の空の下では「La Valse hésitation(ためらいのワルツ)」、夜空の下では「Le Prêtre marié (結婚した司祭)」というタイトルがつけられています。
ルネ・マグリット
1898年生まれ。ベルギーのレシーヌで育つ。彼は間違いなく20世紀で最も優れた芸術家の一人で、20世紀最大の芸術運動であるシュルレアリスムの象徴であり主役でした。1967年に亡くなった後も、作品の評判は絶えず高まっており、大規模な展覧会は数を増し2013年にニューヨークのMoMA、2015年には東京の国立新美術館、2016年にはパリのポンピドゥーセンターで開催され、彼の作品への参事は永続的な評価を証明しました。彼が生み出した作品の数々は謎が多く、絵の前に立つ者を戸惑わせ、考え込ませずにはいられなくなります。
■素材:クリスタルガラス/(ベース部分)花崗岩
■サイズ
クリスタル部分:⾼さ116㎜×幅89㎜×奥⾏き91㎜
ベース部分:⾼さ50㎜×幅150㎜×奥⾏き150mm
■重量
クリスタル部分:1.16kg
ベース部分:3kg
■ハンドクラフト フランス製
■シリアルナンバー入り